2013年8月25日日曜日

緑を落とせば緑がよく見える

変な話かもしれませんが、私の使っている色覚補正メガメは、

緑・・・50%くらい減
青・・・20%くらい減

のものを使っています。

これだと、少なくした補色が見えるわけで、
すなわち、普通の人がかけるとピンク色がかって見えるわけです。

これをかけると、緑の中にあるピンクとか赤がはっきり見えるようになります。

緑と青を減らすということは、逆にいわば補色であるピンクを強調するということにもなりましょうか。
このメガネをかけると、普通の人は、全てがピンクの世界になるのだそうですが、私がかけると、白いものは白く見え、ピンクのものはピンクに見えます。
ちなみに、このメガネを外した瞬間には、ピンクの補色である緑がかって全体が見えます。これが補色残像というものなのですね。まあ、数秒程度で補色残像は消失しますけれど。


でも、もう一つ。
緑色の濃淡がはっきり見えるようになった。
こともあります。

緑を50%減らして、緑の濃淡がハッキリ見えるとは不思議に思えるかもしれませんね。

緑の感度が良すぎるということは、暗い緑も明るく見える。
写真で言えば、露出オーバーで、白もグレーも白飛びして白く見えるような状態。

濃い緑(暗い緑)も薄い緑(明るい緑)も、全て明るい鮮やかな緑です。

これを掛けて、緑を見ると、暗い緑と明るい緑の濃淡がハッキリ見えるようになりました。

色覚正常の人にわかってもらえるように、逆補正してイメージを作ってみました。

これが正常な状態
後ろの緑にも濃淡がありますね。

これが、私が見ている状態
全体が緑がかって見えますね。
そして、緑が明るく、暗い緑が見にくい。
色覚補正眼鏡をかけると、この状態が上のように見えるのです。

素晴らしいですね。

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